中村歯科医院 健康の入り口

ピンピンコロリの法則

私たちの周りには健康に関する情報があふれています。テレビでは毎日のように、健康をテーマにしたバラエティー番組が放送され、毎月何冊もの健康雑誌が出版されています。そうした状況に惑わされず、自分なりの 「健康」 を守り、楽しく暮らしていくために参考になる本が2014年8月25日にワニブックス社から出版されました。著者は、公衆衛生のエキスパートとして、多摩市などの地方自治体と協力しながら「健康寿命」の研究を続けている星旦二さん(首都大学東京・大学院教授)です。星教授たちが実施した全国16市町村2.2万人の追跡調査などによれば、健康寿命と関連する要因は、趣味があり、外出頻度が高く、主観的健康感が高いことだそうです。「人の中に出ていくことで、背筋を伸ばし、身だしなみを整える。そのことがまた、健康長寿に大きく寄与する。まさに口紅、化粧、身だしなみです。それ以外で健康長寿と関連する要因は、肝臓病がないことと、かかりつけの歯科医を持っていることだ」 と書かれていました。「口紅、化粧、身だしなみ」 という言葉は、1998年にスウェーデンを訪問し、健康長寿の今後の方向性と展望について質問したとき、スウェーデンの医系技官の返答として出てきた言葉だそうです。それからは、星教授の研究チームの中では 「病院より美容室に行こう」 がキャッチコピーになっています。ネンネンコロリ(NNK)よりピンピンコロリ(PPK)を望む人の基本的なケアは、相手に失礼にならないような身だしなみ、自分は 「きれい」 という自負、歯を大切にして笑顔をさわやかにすることかもしれないと、星教授は言っていました。

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