中村歯科医院 健康の入り口

歯が抜けたままだと肩こり、頭痛の原因に

歯周病や虫歯などで自分の歯を失ってしまったら、できるだけ早く処置をしないと、かむ力が弱くなるだけでなく、なくなった部分の周囲の歯が徐々に傾いて、かみ合わせが悪くなり、その結果、肩こりや頭痛を引き起こしてしまうという記事が2013年5月31日の読売新聞に載りました。

歯を抜けたままにしておくと歯並びが崩れることで、入れ歯などの処置がしにくくなったりするそうです。入れ歯に使う材料によって、健康保険が適用されるかどうかが決まっていて、例えば、総入れ歯の場合、口中の粘膜を覆う部分がプラスチックの樹脂なら健康保険を使えるが、金属にするとプラスチックより薄く作れるため違和感が減り味も感じやすくなる反面、自費診療になると書かれていました。また入れ歯に汚れがついたままにしておくと、口の中の細菌が肺に入って「誤嚥性肺炎」を起こす危険もあるので、入れ歯の手入れをきちんとして、半年に一回は歯科医院で定期健診を受けてほしいと大阪歯科大学高齢者歯科学講座教授の小正裕さんは語っています。

歯並びのいい悪いは乳歯時代が決め手!

2013年5月15日に、日本経済新聞出版社から“0歳からやっておきたい教育Vol.4” が出版されました。

その中に「歯並びの良い子、悪い子乳歯時代が決め手」という特集がありました。歯並びが悪いとどうしていけないの? という質問に対して、一番大きな問題は歯並びが悪いとかむ力が弱くなり、かまずに飲み込む習慣が付いてしまうこと。またかみあう歯だけに負担がかかり、その歯が弱ってきてしまうことや子どもの骨格の発育や言語の発音にも影響を及ぼすことなどがあると答えられていました。歯並びの良い子に育てる3つのポイントが本の中で紹介されています。

①あごの骨を大きく育てること。乳歯時代から、よくかんであごの骨を大きく育てることが大切。

②乳歯の虫歯は歯並びに大きく影響するので乳歯に虫歯をつくらないこと。

③あごの骨を大きいだけでなく、「きれいな形」に育てること。

が3つのポイントです。わが子への一生のプレゼントとして、子育てであごをしっかり育てて、きれいな歯並びを贈ってあげて下さい。

炭酸水パワー

飲んでよし、入ってよしの炭酸水の効果が2013年5月18日の朝日新聞で紹介されていました。二酸化炭素(CO2)が、水に溶けたものが炭酸水。

その炭酸水に入浴するとCO2が血管に入って血管を広がらせて、血流がよくなり、酸素や栄養がより多く運ばれるようになったり、血圧を下げる効果があったりするそうです。市販されている炭酸ガス系入浴剤でも血行促進の効果は充分あると炭酸の効果について研究している国際医療福祉大学の前田真治教授は語っています。ただ、パーキンソン病など自律神経に障害のある人や高齢者は、血圧が下がりすぎて、意識障害を起こす恐れがあるので注意が必要です。また食欲にも炭酸水は影響を与えます。食前にコップ一杯程度の100~150ミリリットルの炭酸水を飲むと、胃の血管が拡張されることによって食べ物を胃から小腸へ送ろうとするぜんどう運動が活発になり、食欲が増進するそうです。果汁等を含まない炭酸水がコンビニでも売られています。試してみて下さい。

泣いてストレス解消

心温まる映画の一場面に感動したり、魂を揺さぶられる音楽に出合ったりして思わず流す涙を専門家の間では「情動の涙」と呼んでいるそうです。

この涙こそストレス解消につながるという記事が2013年5月12日の日経新聞に載りました。同じ涙といっても、目の乾燥を防ぐためのものや目にごみが入ったりタマネギを切り刺激を受けたりして反射的に出る涙などとは「情動の涙」は違います。情動の涙を流す際は、興奮や緊張状態に対応する交感神経に代わってリラックス状態につながる副交感神経が優位になり、ストレスが低下し、副交感神経の働きによって夜に眠りにつく時のような状態に近づくと書いてありました。仕事などに追われ、疲れすぎて泣けなくなったら、うつ状態になる危険もあり、そうした状況になる前に「週末だけでも思い切って号泣してみるとよい」と脳生理学が専門で東邦大学名誉教授の有田秀穂さんが勧めています。「フランダースの犬」や「火垂るの墓」といった登場人物に共感できるような映画などが効果的だそうです。

 

心臓病を防ぐ地中海料理

2013年5月4日の朝日新聞に、オリーブ油や新鮮な魚介類、野菜をふんだんに使った地中海料理がいま注目を集めているという記事が紹介されていました。

地中海料理には、心臓や血管の病気を予防する効果がどれぐらいあるのか約7500人を約5年間にわたって調べた結果が、今年2月下旬、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに報告されたそうです。兵庫県立尼崎病院の佐藤幸人循環器内科部長は「地中海料理に使われるオレイン酸が豊富なオリーブ油や野菜、果物、魚、ナッツなどの相乗効果で、活性酸素などの悪影響が和らげられたり、血管内皮の状態が整えられたりする効果があると考えられる」と説明しています。マーガリンのトランス脂肪酸やコーン油や大豆油などに含まれるリノール酸は、心臓や血管の病気のリスクを逆に高める可能性が指摘されているとも語っています。米心臓病学会は「総カロリーを抑えること」を推奨しているので、おいしくても食べすぎには注意が必要です。