中村歯科医院 健康の入り口

健康な歯を長持ちさせてアンチエイジング

「肌にハリがなくなると顔がたるみますが、歯科の立場からいうと、そのたるみを助長するのが、歯の喪失や生活習慣が原因で起こる噛み合わせの悪さによる口もとのゆがみです」という歯科医のコメントを紹介した記事が2013年3月号の家庭画報に載っています。

歯周病などで歯を失ったままにしておくと噛み合わせが徐々にくずれていき、頬やあごのたるみやほうれい線を目立たせてしまい、老け顔につながってしまうと書かれていました。また同じ側の歯でばかり噛んで食べたりしていると、噛まない反対側の筋肉は鍛えられないので頬やあごがたるんだり、シワが目立ってきたりするそうです。健康な歯を長持ちさせることはアンチエイジングにもつながるので、“歯のホームドクター”を持って、年に2~3回は歯科検診を受けることが大切ですと記事は結ばれていました。

歯医者さんのイメージが変わる

熊本大大学院と熊本県歯科医師会が、共同で「熊本型早産予防対策事業」を紹介する市民公開講座を2013年2月11日に開催しました。2012年8月から始まった熊本県のこの事業では、早産の危険因子とされる歯周病と細菌性膣症に着目し、症状の早期発見・治療につなげるため、妊婦が検査を無料で受けられるようにしているそうです。11日の市民公開講座で、歯周病になると早産の危険度が高まるメカニズムなどを説明したのは、歯科医師ではなく熊大産婦人科の大場隆准教授でした。九州大学創立百周年記念として3月23日に開催される市民公開講座のタイトルは〜お口はカラダの健康の入り口〜です。私どもが提供しているサービス名と重なっています。

横浜市歯科医師会と横浜内科学会は4月から糖尿病と歯周病の患者を連携して治療する取組みを始めると発表しました。地域医療を担う診療所やクリニックの内科医と歯科医が、効果的な相互治療のために患者データを共有し、発症予備軍の患者の紹介もスムーズに行い、病気の早期治療や予防にもつなげていく狙いがあります。大都市全域でのこうした取組みは珍しく、モデルケースとして注目されるでしょう。

BS朝日で、“歯医者さんのイメージが変わる新番組”が3月2日午前11時30分から5週連続で全国放送されます。「生きる」の入り口〜歯科医療は、生活の中へ〜が番組タイトルです。本格化する医科歯科連携で、歯医者さんのイメージが変わるのは間違いありません。

唾液は天然の抗菌薬

日経ヘルス2013年2月号(2013年1月2日発行)に、口腔環境の悪化は、歯周病や虫歯のリスクを高めるだけでなく、全身の不調や病気の原因にもなるので、口の中の細菌数は健康のバロメーターだという記事が載りました。

歯周病の原因となる口腔内の「悪玉菌」が出す毒素は全身を駆け巡り、慢性的な炎症を引き起こして糖尿病や動脈硬化の原因になったり、悪玉菌優勢の口の中では、肺炎を起こしやすくなると書かれていました。十分な唾液があれば悪玉菌の増加が抑えられ、病原菌に対抗する免疫機能もあるので、唾液は天然の抗菌薬ともいわれているそうです。そんな大事な唾液が、生活習慣の乱れやストレスによって、出にくくなってしまう。自律神経でコントロールされている唾液の分泌を促すには、リラックスできる時間を持つことも大切ですとトヨタ記念病院の歯科口腔科の牧野真也先生は語っています。お口の中の細菌数はケアの指針です。