中村歯科医院 健康の入り口

アルツハイマー、DHAが抑える

イワシやサバなどの青魚などに多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)が、認知症の中でも最も多いアルツハイマー病の発症予防に役立つ可能性があると京都大iPS細胞研究所の井上治久准教授らのチームが確認したことを2013年2月22日の朝日新聞や読売新聞が報じています。

アルツハイマー病の患者の脳内では、アミロイドベータと呼ばれるたんぱく質の「ゴミ」が過剰に蓄積されて、「細胞内ストレス」という有害な現象が起き、神経細胞が死滅して記憶障害などを引き起こしています。DHAを低い濃度で加えるとストレスが減って細胞死の割合が減り、濃度が4倍ほど高いとかえってストレスが増したそうです。細胞の実験なので、井上准教授は、「食事でどれくらいが適正なのか、現段階でははっきりしない」とも話しています。DHAのサプリメントを上手に使ってみて下さい。

免疫力って何?

2013年2月17日の日経新聞に、“免疫力って何?”という記事が載りました。

免疫とは、体の中に侵入した細菌やウィルスを撃退したり、がん細胞が増殖したりしないよ守る仕組みのことで、その能力が衰えると様々な病気にかかりやすくなります。免疫細胞の働きは年を取るにつれて衰えていきますが、80歳以上まで長生きした人は、中年並みの免疫力を保っていることが研究でわかってきたと書かれていました。人間の体はストレスを受けると、ある種のホルモンを出して耐えようとするけど、そのホルモンは免疫の働きを低下させるので、健康によいことでもストレスをためると逆効果になるそうです。

記事の中で、免疫力の維持に役立つ7つが紹介されていました。

①無理にイヤなことをしない

②なるようになると考える

③仲のよい人とたわいないことを話す

④階段を使うなど日常に運動を取り入れる

⑤急にハードな運動はストレスになる

⑥規則正しい生活を心がける

⑦高齢者は肉類などのたんぱく質やヨーグルトを食べる

疲れ目の原因と対策

新聞を読んだり、字を書いたりすることが、これまでの日常生活での「近くを見る」ことだったのに最近の「近くを見る」は、パソコンや携帯電話などの画面を見ることになってしまい、これが疲れ目の原因になっているそうです。「本を読む距離に合わせて作った老眼鏡は、パソコンには合わない」という眼科医のコメントが2013年2月16日の日経新聞に載っていました。

疲れ目は頭痛や肩こりの原因になったり、ピントを合わせるために水晶体(レンズ)の厚さを調整している毛様体筋に緊張状態が続くと自律神経失調症の原因になる場合もあるそうです。同じ姿勢を続けると肩が凝るように、同じ場所を見たままだと目の筋肉も固まってしまいます。遠くを見て、次に近くを見ることを10分に1回程度行ったり、人さし指を立て、それを上下左右に移動させて目で追うのを、1時間に1回程度行うと目の筋肉がほぐれます。仕事後に温かいタオルを目の上に当てることも疲れを回復させてくれると書いてありました。

 

口臭の原因と対策

唾液は食べ物を湿らせて飲み込みやすくしたり、消化を助けたりするほか、口の中をきれいにする働きもあります。その唾液が少なくなる寝ている間や空腹時に、誰にでも起こりえる生理的口臭よりやっかいなのが、においが常態化する病的口臭だという記事が2013年2月2日の日経新聞に載っていました。

病的口臭の主な原因は歯周病や舌苔(ぜったい)です。歯周病を引き起こす歯周病菌には、たんぱく質を分解して口臭の原因物質を発生させる酵素が含まれるので、ていねいに口の中を掃除したり、優しく舌の表面を掃除した方がいいと書かれていました。口臭発生の原因は大半が口内にあるが、副鼻腔炎や糖尿病など別の病気に起因する場合もあり、あなどれないとも書かれています。