中村歯科医院 健康の入り口

ドライマウスと全身の健康との関係

週刊朝日2012年11月30日号の新・名医の最新治療というコラムで、ドライマウスが取りあげられています。ドライマウスの原因はストレス、更年期障害、薬の副作用、筋力低下などだが、実際はこれらのいくつかが複合しているケースが多いと書かれていました。

紹介で鶴見大学歯学部病院のドライマウス外来を訪れた神奈川県在住の55歳の男性会社員の場合、降圧薬を処方している内科の医師に、口内の乾燥所見や検査結果を提示して、高血圧コントロールのための生活習慣指導や服用している薬の種類の変更・減量が可能かを相談し、内科医の協力を得て降圧薬等の種類を変更すると男性会社員のドライマウスの症状は軽減したそうです。

ドライマウスを引き起こす薬剤は降圧薬のほか、抗うつ薬、抗不安薬、抗パーキンソン薬、花粉症の治療に使われる抗ヒスタミン薬、鎮痛薬、気管支拡張薬などがあり、こうした薬は病気の治療に必要だと判断され処方されているので簡単にやめられない場合も多く、これからは、内科医との連携が大事です。

日常歯科臨床で遭遇する「非歯原性疼痛かもしれない症例」への対処もドライマウスの対処と同じように、今後ますます配慮が必要になってきます。