• 正しい歯科治療と予防で   健康でより質の高い人生を
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<2016.7.15更新>

 神戸市灘区の中村歯科医院でございます。

 日本は世界の中で長寿国 男性の平均寿命80歳を越え、女性は86.6歳となりました。(厚生労働省2015年)

しかし健康寿命となりますと
男性は71.2歳、女性は74.2歳 です。

つまり平均 男性が約9年女性は約12年余り 病を抱え、介護を受ける形になります。「健康」で「長生き」 そういう活力ある毎日を送りたいと誰しもが望みますね。

お口は「健康の見える窓」
と言われます。あなたのお口の中に健康度が現れています。

雑誌『プレジデント』に掲載された 1000人アンケートアンケート調査によりますと 70歳以上の方の 「健康について後悔していること」

その第一位「歯の定期検診を受けていればよかった」でした。

つまり 『予防』の失敗を悔やむ方が多いのです。

お口の中の細菌の影響は皆さんが思われている以上 何倍も私たちの全身の健康、そして歯の健康に影響を与えているのです。この事実をご存じないので、悪くなるのです。
治療をし続けることになります。

歯は痛くなければ ついつい放置しがちです。痛くなってもしばらくは様子をみてから「いよいよ行こうか、、」となるのが 一般的です。

聖路加国際病院理事長の日野原重明先生は

歯と糖尿病を患うと取り返しがつかない。日頃のケアと食事・運動が、明暗を分ける。歯の健康を保つことこそ長寿の秘訣と言っておられます。

記事には「歯と歯茎の間からばい菌が入って歯周病になると、その菌が全身をめぐってインスリンの活動に障害を起こし、糖尿病の原因になることが最近わかってきました。毎食後の歯磨きはもちろん、虫歯がなくても2〜3カ月に一度は歯科でチェックしてもらうようにしたい。」と書かれています。
100歳をすでに超えられた日野原先生は、今も17本の歯が残っておられるようですが、「元気で長生きするコツ」について こう述べられています。

「まず、定期的な健康診断を受けること。症状がなくても病気が潜伏していることがありますから。特に日本人の死因の半分を占めるがんは早期発見・早期治療が原則」

確かに口腔がんに関しては死亡率も高く、お口のがん検診も今後広まっていくと思います。

  

健康で楽しい人生を送る(QOLの向上の)ために 「お口の健康」は「全身の健康」と密接につながっているという意識
これからとても大切です!

お口の病気は 単にそこだけにとどまらず、細菌が血管を介して体中を廻り様々な全身疾患を招き、また噛み合わせが 呼吸、頸椎の歪み、姿勢にも影響してきます。

お口の健康は 笑う、味わう、消化する、会話する、そして全身の健康など 「生活の質」に正に直結します

 

「健康」で「長生き」のために「お口の健康」を大切にしなくてはなりません!  

 幸せの出発点です!!

さて、お口の健康を考える上で、毎日 患者さんに説明しない日はないと申し上げてよい 治療に関するとても大切なお話があります。
これまで治療された歯で 「神経を取って、奥歯に銀歯をかぶせておられる方」

非常に多いと思います。

治療に行ったら すぐに削って 知らないうちに銀歯を被せられたという経験があられる方もいらっしゃるでしょう。

 もちろん 虫歯が大きくて神経にまで感染が及ぶなど 状態によっては痛みをなくすため、神経を取らざるをえない場合はあります。

しかしできるだけ避けたいことです。
 

 

歯の神経を取りますと、根の先に病変が生じたり(歯医者さんでは膿袋と言われたりします)、それが原因で腫れたり痛んだり、また神経を取ってから 10年、20年、と年数が経てば 歯の質そのもの(象牙質という部分の構造)が変化して劣化し、色も変わり次第にもろくなっていきます。

そのため神経をとった歯は、咬む力で 歯根にヒビが入ったり 割れやすく、歯茎が腫れたり、ズキズキし、歯根が割れた歯は 通常助けることができないため、直ちに「抜歯」になってしまうことも少なくありません。

何より 歯根が割れると その歯の周囲の骨がすぐに無くなっていきますので、残せないと判断されたなら 躊躇せず、早く抜歯をしないと 次の治療に悪影響をもたらします!

そして知っていただきたいことは

「神経の治療」というのは 成功率が必ずしも高い治療ではないということです


その時は痛みが無くとも、年数経ってから問題が起こってくることもあります。

一般的に簡単に考えられている「神経の治療」ですが、意外に時間と回数がかかります
沈黙の中 じーと口を開けたまま 辛抱してもらわなくてはなりません。


「なぜ神経の治療は大変か?」
と申しますと・・・

根の管は 根っこの先の方では枝分かれして曲がっている複雑な形態である
根の先までは直接見えない手探りの治療であること、
石灰化して塞がっている場合があること、
大きく口を開けてもらっても奥歯になるほど器具が届きにくいこと
0.1〜2ミリ単位で行わなくてはならない細かい作業である、、 などが挙げられます。

あとは「神頼み」的なところがあり、自然治癒に頼っている部分が多い治療と言えます。
再治療となるとなおさら 成功率は約60%と低くなるものなのです。

(困難と判断される場合は 神経の治療を専門にされている先生を紹介しています。専門医は自由診療のみですので 費用はかかります。)

とにかく、成功率が決して高くない「神経の治療」 を できる限り しないように 早めに対処しないといけないのです。

 

若い年齢で神経を抜くと 人生は80年以上もあるのですから 将来その歯を失うことになる時が 必ずや訪れることになります。

どうしてこんなに歯の神経を取る治療が多いのか?」

「もっと神経を残せたのではないのか?」

というのが率直な思いですし、そういう歯を診ない日は一日としてなく、痛感しない日はありません。

そして
神経を取った歯が 「どんな運命をたどるか・・」です。

一回目の虫歯治療がきっちりと完了していれば 同じ歯に2回目の虫歯発生のリスクは少ないでしょう。

しかし現実はどうかと申しますと、2回目の虫歯が広がり、痛みが出て神経を取って被せるその歯がまたかけたり、かぶせ物が外れたり、虫歯になったりすることが多く、そして神経を取ると歯がもろくなるため割れてついに抜歯。

結局、次はインプラント あるいはブリッジや 取り外し式の入れ歯を入れることになる・・というわけです。

最初の虫歯から何回も何回も削って詰めて、削ってかぶせて ついに歯を失う。

時間をかけた「ドミノ倒し」が始まるのです!!

また次に多い歯周病についてですが、「歯肉の病気」と思われがちですが、歯肉の炎症を伴う「骨の病気!」ですので、歯を支えている周りの骨が失われていきます

歯周病は お口の細菌が影響して起こるという単純なものではありません。糖尿病など全身の問題や 生きている上で抱える様々な心理的ストレス、咬み合わせの力、食習慣、喫煙習慣 などが影響し合って さらに悪化します。

歯周病は 静かに進行する病気ですので 中年以降は自己管理はもちろん 専門的な管理、アドバイス、必要なら治療という具合に 予防に努めなくては 気づいた時は かなり進んでいたということになりかねません。


65歳以上で 歯の本数が19本以下の方は 20本以上ある方に比べ「要介護」になりやすいという統計も出ています(東北大学の研究)。

 
その理由は柔らかい食物しか食べられないことによる栄養不足、歯周病が全身に影響し、体調そのものに影響を与え、しっかり咬まないと脳も活性化しないなど 考えられます。

歯科の病気は お口の中だけでなく 全身の健康に及ぶという認識をお持ちいただき、そういう観点から 「正しい歯科治療」 そして「徹底した虫歯や歯周病の予防」に臨んでいただきたいと思います。

50歳以上の方は現実の問題ですし、若い方も今から気をつけることは確実に将来につながります。
歯並びも関係しますから 実は子供の時から始まっているのです。 

 


歯は抜かない方がいい」 「抜かない治療が一番いい」

もちろん正しい方向です。

しかし 全て正しいとは言い切れません。
時にはすぐに抜歯して骨を守ることに目を向けた方がよい場合があります

必要な治療を施さず、放ってますと、特に歯周病に罹ると「周囲の骨」はなくなり 次の治療に不都合な 悪影響をもたらします。

歯周病の再生治療が期待できない場合や、歯根がひび割れてしまった場合など 後の悪影響を考えて判断しないといけません

また前述のように歯周病の歯のポケットの細菌は全身に影響ををもたらします。

治す時期を逸しないことです。

早く発見して、「適切な処置」と「予防・メインテナンス」 必須です!!

結論を述べますと


虫歯
は初期にきっちり治して、
神経は取らないように努める。

歯周病は自覚しにくいので早期に発見
骨が無くならないよう進行を防ぐ。

噛み合わせの安定を保持する(特に歯が失われた場合の対応は大切)
成人では 歯並びが悪くても、矯正が必要な場合とそのままでよい場合を見極める。
かぶせる治療が必要な時は、二次虫歯にならないよう 精密かつ最善の治療を施す。
治療が終われば メインテナンス
定期的に検診し(3〜6ヶ月毎に プロケアー クリーニングを行い
しっかり継続して予防していく。

これらが いつまでもご自分の歯を保つための原則となります

 

どなたもが 今後の長い人生を考え見据え、「いつまでも元気に生きる自分の姿」を求めておられるはずです。

「幸福感」

歯科医療はこれに大きく寄与できる医療と私は信じています。

歯科医院を訪れる方の動機  それは様々です。

おひとりおひとり異なる個別の状況を私たちは判断していくわけですが、その診断、治療計画、治療法、治療内容はいくつも存在するわけですから 結果は 担当する歯科医によっても 患者さんご自身の選択によっても かなり違ってきます
これは事実です。
同じ歯科医院でも 担当する歯科医師によって 当然違います。
 

治療に関しては、患者さんと歯科医師は 同じ方向を向かないといけません。
 

「技術」だけでも成立しませんし 例え最新の機械、器具を用いても、また高価な材料を使ったとしても、全体としての整合性がないと 良好な結果に結びつかないのが 歯科治療の特質です。

「技術」と「考え方(治療コンセプト)」の両方が求められるのです。

端的に申し上げますと「診断の力と目指す治療のゴールをどこに設定するか」で決まります。
健康な歯、口、顎は 「全身の健康」につながり、歯並びが整い、ちゃんと嚙めて、きれいになると、食事のしかたも変わり、口元が変わり、顔が変わり、笑顔も変わります。


あなたが どうありたいか? 何に価値を見出すか? です。

歯科治療は 毎日の生活、生き方、寿命にまで 影響する要素を持ち合わせます!


”歯の健康”
  年齢と共にこの大切さは 多くの方が実感されます。
しっかり守って行けるよう せめて年1〜2度は チェックとクリーニングを兼ねて 歯科医院に行かれる習慣をお持ち頂けたら かなり虫歯も歯周病も予防できると思います。

これまで残念ながら、同じ歯の治療を何度も繰り返してこられた方は少なくないと思います。前述いたしましたように、日本では余りにも容易に簡単に神経をとる治療が行われ 銀色のかぶせや差し歯を入れ、そしてそれがまた 次の治療につながって行く・・・。

「この歯は残念ですが抜歯になりますね」と歯科医から言われたり、あるいは 歯を失ってから「インプラントが一番いいのか」と 悩まれる前に 「現在の状態」と「今後同じことを繰り返さないためにはどうするべきか」「健康な歯を守っているにはどうしていくべきか」 をお知りになっていただきたいと思います。

 神経を取ると 歯を失うリスクがいかに増すか

日本では保険制度の弊害(?)なのでしょうか 繰り返し治療が多いため、結果的に神経をとることが非常に多いと言わざるを得ません。日本の保険制度は確かにすばらしい制度です。しかしその制度がもたらしたマイナスの部分も一方では存在し、神経を取る治療が多いのと無関係では無いように思えます。【→院長のひとり言 で詳しく述べています】

歯科医として一定の年数臨床に携わっていますと 経験からいろいろなものが観えてきますし、人生に関わっていく歯科医療の役割を強く感じます。言い換えますと人生と歯(口)は深く関係しているということを歯科医師の立場から実感します。

こうすればよく咬める。こうすれば長持ちする。逆にこういう咬み合わせの人は将来こんな問題が起きる。歯を失っていくパターン。インプラントと入れ歯ではそれぞれ時間と共にどういう変化が出てくるか。入れ歯を入れると特に下顎の骨は早くやせていく その結果はどうなるか。用いた材質でどんな変化が起こっていくか。成人矯正の必要性の有無。小児期から噛み合わせを育成していくことの大切さ、歯周病のリスクと予防の有効性。「美」がもたらす表情の変化(笑顔に自信を持つと行動まで変わっていかれる)など・・・

あるいは治療後 定期的にメインテナンスをきっちりされる方と 困ったときにだけ治療をされる方との差、また保険で行う治療と自費治療の結果の差、その後の口腔内の変化など・・・。

また患者さん おひとりおひとりの考え方や受け止め方、健康への取り組み方、また一番壁となっている歯科治療の恐怖心なども その方、その方 様々で、運や縁、ご自身の人生への姿勢、生き様が 口の中にも表現されていることもわかってきます。

まさに「今のお口の中には あなたの人生の履歴書がある」ということなのです!

このホームページでは 情報提供という意味から 私の経験から得た教訓や 歯科治療としてあるべき姿をお伝えしたいと思います。それを【院長のひとり言】という形で述べました。

期待されると思うのですが、残念ながら何もかも完璧な歯科医などいません。
歯科医師としての技術的センスはもちろんベースの問題としてありますが、大切なことは インプラント、矯正、審美治療、歯周病治療など、その時代、その時代の医療のコンセプトに照らして 合ったものを患者さんに確実に提供できるか 根気よくその努力をしているか ということだと思います。

いろいろな複雑なケースに どのくらい、どのレベルで応じられるか? そして自分の技術、力量を越える場合は その分野でのエキスパートに委ねることも必要と考えています。

よく患者さんはおっしゃいます。 「この際ちゃんと治したいんです」 と。

「ちゃんと」あるいは「きっちり」 とは どういう治療をいうのでしょう?

おそらく よく咬めて、健康に結びつき、きれいになって、長持ちして、快適で、将来のリスクが少ない治療ということでしょう。

しかし、これが千差万別です。「どのような計画(設計図)を立てるか」、ちょうどお家を建てるときの設計図。建築設計士により図面が変わり、素材が変わり、様々な家ができあがるのにかなり近いでしょう。しかも職人さんの技も異なるはずです。メンテナンスだって要ります。

歯科医療は 丁寧に理想的に治そうとするなら、患者さんが一般的に受け止めておられるような、短時間でかつ簡単にできるものではありません。またそれなりのコストも伴うものです。 歯科治療では自然治癒を期待できるケースは限られていますので、どう治すかによって歯の運命は大きく変わっていくことになるのです。

早く、安く、上手に、できるだけ削らず、神経を残し、しかも白くきれいに、長持ちするものを、治療は痛くなく・・・望まれるのはわかります。

しかしきちんと治すには、時間と技術、根気と手間、材料コスト、技工技術、心理面への配慮、そして何より決定的な重要な要素となるスタート時の「診断」など これらの条件を無視しては困難となります。
保険治療のメリット、デメリットも 長い人生というスパンの中で理解していただく必要があります。 自費診療は 本来 患者さんのためによりより方法、もっと健康に結びつく方法を提供する選択肢のはずです

ですから歯科治療というのは 患者さんと歯科医師が 理解を深めて同じ方向を向いて一緒に行う共同作業とも言えるのです。

もっと「歯科治療」のこと、「歯を大切にすることの重要さ」、「全身の健康との関係」」を知っていただき、正しい判断基準をお持ちいただきたいのと、歯やお口の機能が、人生と大きく関わり、そして心の豊かさや 人生の喜び、幸福感をもたらす大切なところであるということを お一人でも意識し感じていただければと願っています。

「正しい歯科治療を通じて 健康を守り育て、元気に社会で活躍していただく!
人生を謳歌していただく」

歯科治療で最終的に得ていただきたいものは

「物でない豊かさ」なのです。

そういう思いで 中村歯科医院のスタッフ全員が一丸となって ご縁でつながった方々と全力で接したいと思っています。

→以下、院長のひとり言に続きます▶▶

院長のひとり言とは

院長

中村歯科医院・院長中村真一でございます。
このホームページには、当歯科医院の診療科目や所在地のご案内だけでなく、歯科医として歯の治療に取り組む理念や患者様とどうむきあっていくかのメッセージを「院長のひとり言」として掲載しています。
お読みいただくのに少しばかり時間を要しますが、お越しいただく前に、できればじっくり腰をすえてお読みいただきたいと思います。

院長のひとり言目次

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